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新採点にはF難度も 技術進歩が満点廃止

 国際体操連盟(FIG)は10日、体操競技で親しまれてきた「10点満点」を撤廃した新採点システムの導入を決めた。
 来年1月1日から施行される新システムでは、最高難度の技として「F」カテゴリーが加わる。進歩を続ける技術を、10点の枠内で採点するのが困難となったことがルール変更の背景にある。
 技の難度は価値点0・1の「A」から0・6の「F」まで6カテゴリーに分類され、選手がどの難度の技を組み入れたかで「演技価値点」が決まる。得点にカウントされるのは10要素で、仮にすべてC難度(価値点0・3)の技を実施した選手がいたとすれば、演技価値点は3となる。
 「演技実施点」は10点満点からの減点方式で採点される。無謀な大技挑戦に歯止めをかけるため、「落下」への減点は従来の0・5から0・8となった。順位は2つの得点の合計で決まり、10要素をすべてミスなく完ぺきにこなせば、理論上は13・000点となる。


10点が、上限じゃなくなるって意味なんですね。
アテネでもめたから、改革はあると思ってたけど…。
確かに昨今では、加点要素こそが演技の本質になっちゃってるしね。。。

それにしても「落下」で、−0.8とは・・・
その他「大過失」もそうなるでしょうから、逆に堅い技ばかりでつまらなくなる恐れも…?