• torino 2006

やっぱり冬の時代を見て来てるせいかな。。。
まず出場枠が3つもあることに満足してたりします^^;


伊藤みどり佐藤有香八木沼純子らが世界レベルで争った
’90年代前半から、村主・荒川両選手が育ってきた数年前までは
フィギュアファンて言うのもちょっとハズかしい状態でしたw


山田コーチのイチ推しだった小岩井久美子選手は伸び切れず、
一人トップに躍り出た横谷花絵選手は、重圧と協会との軋轢に
耐え切れなかった・・・。

伊藤・佐藤は世界獲ってはいるけど、五輪は及ばずだったわけで
アルベールビルの銀から14年待ってた結果が今回の金。


荒川静香選手おめでとうございます。



最終組総評。
若いふたり(キミー・マイズナー&エレーネ・ゲデワニシビリ)はガチガチでしたね^^
しかし、4つも順位を落としたエレーネに対して、キミーは50点台の要素点を出し
1つしか落ちなかったのは大したものです!こりゃホントに4年後も来そうだぞ。


しかし固まってたのは若手だけじゃなかった・・・サーシャがいきなり最初のコンビで転倒!
いつもより回転力が落ちてましたよねぇ。その次のジャンプも回転不足。
この2本で8点稼げていたら・・・。千奈美に荒川さんとの差は7.98 でした(^_^;)
もちろん、荒川さんはサーシャの点数を見て3ー3を止め3ー2にしたわけで
その辺の駆け引きはこれまたフィギュアの醍醐味ではありますwww


しかし、サーシャに4年後はあるのか判りませんよね。アメリカの選手層は厚く、
6位のキミーに、7位のヒューズ(妹)、そしてミシェルも諦めてないだろうし
今回出てないアリッサ・シズニーもトップレベルなワケで。。。


最後のイリナ・スルツカヤですが、重かったですね。ジャンプも演技も。
要素点では、村主さんより0.36下回ってます。それでもSPのアドバンテージと
持ち前の技術、そして実績が表彰台を呼び寄せたのでしょうね^^;

村主さんの出来は最初のコンビ次第・・・と思ってましたが、
逆にジャンプを意識しすぎたのでは? 5コンポーネンツが伸びませんでした・・・。
まあ、全日本と比べれば判りますよね。それでも4位は凄いんですがw



で、荒川さん。ハイリスクハイリターン技を回避することに依って生まれた
精神的な余裕。それが全てに好結果をもたらした感じです。
技術力、そしてひとつの技の完成度の高さ・・・。だって難しい割に点にならない
イナバウアー」なんてものをここまで有名にしたんですよ!
同系の「スプレッドイーグル」よりマイナーな技だったのに(笑
技術力も精神力も両方でハイレベルな選手ってやっぱり凄いです^^



一応、安藤美姫ちゃんについてですが・・・やっぱり責める気にはなれないな。
意地でもクワッド(4回転)やるっていう性格は個人的には好きだし(爆
何より、これからの方が大変だもの。バンクーバーではクワッドをやる女子選手も
何人かいるはず。大体、真央ちゃんが来年には跳ぶでしょ(笑)
中野友加里太田由希奈澤田亜紀浅田舞・・・etc
今回以上にシビアな選考になるだろうなあ(苦笑)